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昔私のした罪を皆さんに告白します…
あれは高校生の時だった。高校野球も終わり、はじめて本当の夏休みを過ごしていた時のこと。
みんなでクワガタを取りに行くことになりチャリでとある林に行きました。
お昼だしクワガタは当然見あたらなかったので木に蹴りを入れてクワガタを落とす作戦で攻めていました。
友達が蹴ろうとしていた木に、小さくて気づきにくいセミがつがいで人生最高の時間を過ごしていました。自分はセミが好きなので「止めてあげな」と止めました。友達もセミに気づき止めてくれました。
ある程度探した後にとてもクワガタが落ちてきそうな木ありました!!
その木をを私は強く蹴りました…。
蹴った瞬間セミの小さな鳴き声がきこえました…
私の蹴った木はあの最高の時間を過ごしていたセミたちの木でした。
あろうことか私の蹴りはセミの♂だけにクリンヒットしてしまいました。♀の方は無傷でそのまま木にとまっていました…
♂のセミはもう動くことはありませんでした…
可哀想なことをしてしまいました…ごめんよ…ワザとじゃなかったんだ…
最高の時間を邪魔をされ、命までうばわれるなんて…
でも、お前の分も強くいきるよ!!
可哀想だけど少し笑えて笑えない話でした!!